![悩むパパママ](https://chiiku-world.com/wp-content/uploads/2022/10/8b203ef97a620fc0eb11e24602831dd5-150x150.png)
そろそろハイハイしないかな?
ハイハイを促す練習方法ってあるのかな?
赤ちゃんが寝返りやおすわりをするようになると、次は「ハイハイ」です。
でも赤ちゃんが、なかなかハイハイしてくれないと親は気になりますよね。
本記事では赤ちゃんのハイハイを促す練習方法と、ハイハイ練習におすすめなおもちゃ3選を知育玩具アドバイザーのわたしが紹介します。
親子で遊びながらできるので、ぜひチャレンジしてくださいね。
![知育ワールド運営者の「もっち」の画像](https://chiiku-world.com/wp-content/uploads/2022/07/a24f98e5e1740622a6a1a88a7b617f4a.png)
- 子ども3人(11歳、7歳、2歳)の現役ママ
- 知育玩具アドバイザー
(日本ベビーコーチング協会認定) - 地域のプレイルーム運営委員歴8年
ハイハイ練習は赤ちゃんの発達段階を見てから始めよう
![ハイハイ練習は赤ちゃんの発達段階を見てから始めようの文字と赤ちゃんの発達段階を表した画像](https://chiiku-world.com/wp-content/uploads/2023/02/ae694b6829403680d5d021f449b4fc7c.jpg)
ハイハイの練習に入る前に、まずは赤ちゃんの発達段階を見ましょう。
以下のことができてから始めますよ。
- 赤ちゃんがひとり座りできる
- 赤ちゃんがうつぶせの時、自分の両手を床に突っ張るようにして上体を持ち上げる
主なハイハイの姿勢は3種類あります。
ハイハイの種類 | 姿勢の画像 | 説明 |
---|---|---|
①ずりばい | ![]() | お腹をつけた状態でほふく前進のような動き。 前に進まず後ろに下がったりその場をくるくる回ることもある。 仰向け寝のまま進む子もいる。 ハイハイの前にずりばいする子が多い。 |
②ハイハイ | ![]() | 四つん這いの姿勢で進む動き。 ずりばいとの違いはお腹が床についているかどうか。 ずりばいをしないでハイハイする子もいる。 |
③高ばい | ![]() | ハイハイの状態から腰を上にあげ手のひらと足の裏をつけて進む動き。 つかまり立ちの前やずりばい、ハイハイの前にやる子もいる。 |
まだ赤ちゃんがハイハイの3種類どれもしていない場合、まずはずりばいの練習から始めましょう。
ずりばいがある程度できたら、四つん這い姿勢のハイハイ練習に進むといいですね。
赤ちゃんのハイハイ練習方法
![赤ちゃんのハイハイ練習方法を図解で表した画像](https://chiiku-world.com/wp-content/uploads/2023/02/18ca99abeeb2cc066cbdcf1bff363e3c.jpg)
ずりばいの練習にも使える、赤ちゃんのハイハイ練習方法は以下です。
- タオルを使ったハイハイ練習方法
- おもちゃを使ったハイハイ練習方法
①タオルを使ったハイハイ練習方法
タオルを使ったハイハイ練習方法があったので、紹介します。
ずりばいができるようになった赤ちゃんに取り入れて見てください。
- タオルを丸めて赤ちゃんの両腕下に置く。
- タオルを乗り越えるのに、腕を突っ張ったり上半身を起こしたりする。
- タオルが程よい障害物になり、ハイハイに繋がる筋肉を鍛える。
もう一つは、ずりばい姿勢の赤ちゃんをタオルを使ってハイハイ姿勢にサポート。
![タオルを使って赤ちゃんのハイハイ姿勢のサポートをするタオルを使ったハイハイ練習方法②を図解にした画像。](https://chiiku-world.com/wp-content/uploads/2023/02/6ca2fdebc58b30dc242bd76d878a97a9.jpg)
- タオルを敷く。
- タオルの上に赤ちゃんのお腹がくるように、うつ伏せにする。
- タオルの両端をしっかり持って、赤ちゃんが四つん這いになるくらいまで持ち上げる。
- 赤ちゃんはお腹が持ち上がると条件反射で両手足を突っ張る。
- 赤ちゃんの手足が床につくかつかないか程の高さをキープ。
- 四つん這いのバランスをとる練習になる。
タオルの大きさはフェイスタオルやバスタオルがいいですよ。
赤ちゃんを持ち上げたりおろしたりするときは、優しく丁寧にしましょう。
②おもちゃを使ったハイハイ練習方法
次は、おもちゃを使ったハイハイ練習方法です。
ずりばいがまだできない赤ちゃんの練習にもなりますよ。
![もっち](https://chiiku-world.com/wp-content/uploads/2022/07/a24f98e5e1740622a6a1a88a7b617f4a.png)
タオルを使ったハイハイ練習より安全かつ、自然と自分の力でハイハイを促す練習になるので、わたしはこちらがオススメ!
- 赤ちゃんをうつ伏せにする。
- おもちゃを赤ちゃんの手が届きそうで届かないところに置く。
- 赤ちゃんがおもちゃに興味を持ち手を伸ばす。
- 赤ちゃんの手が届きそうで届かないところにおもちゃを移動する。
- 3と4を繰り返す
ポイントはいかに赤ちゃんの興味を引き付けるかです。
ハイハイ練習におすすめ!遊びながら赤ちゃんを促すおもちゃ3選
![ハイハイ練習におすすめの遊びながら赤ちゃんを促すおもちゃ3選を図解にした画像](https://chiiku-world.com/wp-content/uploads/2023/02/c7187ad7d3a3daed1befa7ccbb456655.jpg)
遊びながら赤ちゃんをハイハイに促すオススメおもちゃ3選は以下です。
- ①プルトイ
- ②森のメロディーカー
- ③起き上がりこぼし
①プルトイ
遊びながら赤ちゃんをハイハイに促すオススメおもちゃ1つ目は、プルトイです。
プルトイは、紐で引っ張ると動くおもちゃ。
赤ちゃんが手を伸ばして届きそうな距離で、パパママがプルトイを動かして遊びましょう。
カタカタと音を鳴らしながら動くおもちゃに、赤ちゃんも興味が湧きます。
![もっち](https://chiiku-world.com/wp-content/uploads/2022/07/a24f98e5e1740622a6a1a88a7b617f4a.png)
赤ちゃん自身が紐を引っ張って遊ぶことは、まだできません。
ですが、成長してからも遊べます。プルトイは長く遊べるおもちゃですよ。
②森のメロディーカー
2つ目は、森のメロディーカーです。
森のメロディーカーは、車を走らせるとオルゴールの音色が流れ赤ちゃんの興味を引き付けます。
![もっち](https://chiiku-world.com/wp-content/uploads/2022/07/a24f98e5e1740622a6a1a88a7b617f4a.png)
押しても引いてもメロディーが流れるので、赤ちゃんが遊びながらハイハイ練習できますよ。
まだメロディーカーを押せない場合は、パパママがハイハイ姿勢になってメロディーカーを押してくださいね。
③起き上がりこぼし
3つ目は、起き上がりこぼしです。
起き上がりこぼしは昔からあるおもちゃですよね。
押しても倒れず音を鳴らしてユラユラゆれるおもちゃは、赤ちゃんの興味をそそります。
プラスチック製や布製など種類があるのでお好みのものを選びましょう。
ハイハイ練習におすすめなおもちゃ3選は、おもちゃのサブスクでレンタルができます。
レンタルだから買う前にいろんなおもちゃが試せてお得ですよ。
ハイハイ練習で気を付けること
![赤ちゃんのハイハイ練習で気を付けることを図解にした画像](https://chiiku-world.com/wp-content/uploads/2023/02/0fa2856ee41820ff4c5fd4e66f9b95f9.jpg)
赤ちゃんとハイハイの練習をするときに、気を付けることは以下です。
①環境を整える
②無理な練習をしない
①環境を整える
まずは赤ちゃんがハイハイの練習がしやすい環境を整えましょう。
- 誤飲するようなものが落ちていないか
- 赤ちゃんの手が届くところに危ないものはないか
- 赤ちゃんが動きやすい服装や床か
赤ちゃんがハイハイしたり動けるようになると危険が増えます。
![もっち](https://chiiku-world.com/wp-content/uploads/2022/07/a24f98e5e1740622a6a1a88a7b617f4a.png)
ハイハイ練習するときは安全が確保できるように環境を整えましょうね。
②無理な練習をしない
「練習しなきゃ。早くできるようにならなきゃ」とハイハイ練習を嫌がる赤ちゃんに無理な練習をしないでくださいね。
赤ちゃんには発達段階や性格があります。
のんびり屋さんなのかもしれません。
![もっち](https://chiiku-world.com/wp-content/uploads/2022/07/a24f98e5e1740622a6a1a88a7b617f4a.png)
無理にやったとしてもすぐに効果があるものではありません。
練習と言えど遊びの一環!気軽にやりましょう。
Q.ハイハイができる時期はいつ?
A.生後10か月頃には90%以上の赤ちゃんができると言われています。
2010年の厚生労働省が行った「幼児身体発育調査」のハイハイは、はって移動できるものを「できる」とカウントしています。
(略)
(4)「はいはい」は、生後9~10か月未満の乳児の90%以上が可能である。
(略)
「はいはい」は、はって移動できるものを「できる」とした。
(以下略)
2010年の厚生労働省が行った「乳幼児身体発育調査」/4一般調査による乳幼児の運動・言語機能について
ハイハイには個人差があるので、参考までにしてくださいね。
![もっち](https://chiiku-world.com/wp-content/uploads/2022/07/a24f98e5e1740622a6a1a88a7b617f4a.png)
もし心配なときは、小児科や市の保健師さんなどに相談しましょう。
まとめ|ハイハイ練習は親子で遊びながら促そう
赤ちゃんのハイハイ練習方法を紹介しました。
- ①タオルを使ったハイハイ練習方法
- ②おもちゃを使ったハイハイ練習方法
なかなかハイハイしないと親は焦ってしまいますよね。
でも赤ちゃんのペースがあります。
ハイハイ練習というよりは親子のコミュニケーションタイムだと思って楽しみましょう!
遊びながら赤ちゃんのハイハイを促せるおもちゃは、おすすめ以外にもたくさんあります。
![もっち](https://chiiku-world.com/wp-content/uploads/2022/07/a24f98e5e1740622a6a1a88a7b617f4a.png)
ほかのおもちゃも試したい方は「おもちゃのサブスク」が便利!
わが子の発達に合わせた知育おもちゃがレンタルできるから、「買ったのに遊ばなかった」という失敗がなくなりますよ。