子どもの頭が良くなるおもちゃってないかしら?
子育て中の親としては、できれば子どもには頭が良くなって欲しいと願いますよね。
子どもの頭の良さって、遺伝ですべては決まりません。
成長していく環境や子ども自身の体験などで変わっていきます。
この記事では、おうちで気軽に始められる「頭が良くなるおもちゃ」の選び方や注意点、おすすめのおもちゃを知育玩具アドバイザーのわたしが紹介します。
ぜひ、頭が良くなるおもちゃで子どもの未来を豊かにするヒントにしてくださいね。
そもそも頭が良いってどういうこと?
頭が良いとは、知的な能力や思考力が優れている状態を指します。
例えば、問題解決能力や論理的思考力、創造力などが高い人は頭が良いとされます。
簡単にいうと「自分の頭で考える力」がある!ということ。
現在、ネットやSNSからたくさんの情報が得られます。
自分が得た情報をもとに異なる視点で物事を考え、創造的な解決策を見つけられる柔軟な思考能力が必要な時代でしょう。
頭が良くなるおもちゃの選び方
頭が良くなるおもちゃを選ぶ際には以下のポイント3つです。
- 子どもの興味や関心に合わせる
- 年齢や発達に合わせる
- 安全性がある
①子どもの興味や関心に合わせる
まず、子どもが興味を持ち、楽しんで遊ぶことが重要です。
例えば、音に興味がある子どもなら楽器や音が鳴る積み木などを選びましょう。
興味関心が高いことで子どもの「やる気」につながります。
「やる気」は「自主性」になりますよ。
②年齢や発達に合わせる
おもちゃの難易度や機能は、子どもの年齢や発達段階に適していることが重要です。
年齢が一緒でも子どもによって発達段階が変わる場合があります。
乳幼児など月齢が低い子どもは、この発達段階の差が大きく見られるので、わが子に適しているおもちゃを選びが大事になってきます。
③安全性がある
おもちゃの安全性は最優先です。
しっかりと安全基準を満たし、無害な素材で作られていることを確認してください。
安全基準に合格しているおもちゃにはマークがあるので要チェック!
子どもが安全に遊べる環境を整えましょう。
頭が良くなるおもちゃおすすめ6選
それでは、頭が良くなるおもちゃのおすすめをみていきましょう!
- 積み木
- ブロック
- ルーピング
- パズル
- おままごとセット
- ボードゲーム
詳しく解説していきますね。
頭が良くなるおもちゃ①積み木
積み木は頭が良くなるおもちゃ最強と言えるでしょう。
創造力、集中力、空間認識能力、バランス感覚、手先の器用さなどたくさんの能力発達を促します。
0歳からでも積み木を握ったり歯固めにしたり五感をたっぷり刺激。
積み木は種類が豊富です。
ひらがな積み木や石みたいな積み木などもあるので、お好みのもを選びましょう。
すべて同じ大きさ、形でできているカプラは立体構造を理解するのにもピッタリ。
将棋界の天才・藤井聡太プロが幼少期に遊んでいたと話題になったキュボロ。
積み木のように積みますが、ビー玉が転がるように頭の中で考えながら組み合わせることが必要です。
頭が良くなるおもちゃ②ブロック
つぎは、ブロックです。
ブロックも積み木と同様に創造性や集中力、手先の器用さなどを養ってくれます。
1つのブロックが小さすぎるのは誤飲の可能性があるので、1歳2歳は大きめなブロックの方が組み立てやすくておすすめ。
大きめなブロックは、レゴのデュプロなら小さい子でも安心。ブロックラボのアンパンマンブロックと同じ大きさです。
子どもが成長し普通のレゴとも組み合わせて遊ぶことができますよ。
小さくていろんな形のパーツを組み合わせて作るLaQは日本が発明したおもちゃ。
細かなパーツが多いので、誤飲に注意!
年長さん頃から遊べます。
磁石が入った四角形、三角形、ひし形、二等辺三角形などのパーツでくっつくマグフォーマーも立体的な創造力を養います。
類似品もたくさんありますが、磁石が一部しかなかったり崩れやすいかったりするので正規品(ボーネルンド)がおすすめ。
頭が良くなるおもちゃ③ルーピング
つぎは、ルーピングです。
見てるだけでも空間認識能力が養えるほか、視覚、聴覚、ゆび先の感覚、手と目の協調性など養えます。
迷路の要素もあるビーズステアリング。
ルーピングはワイヤーに沿って玉を動かしますが、ビーズステアリングは溝に沿ってビーズを動かします。
付属のパターンカードを見て、同じ配列になるようにビーズを動かすので、記憶力、目の動き、指先の動き、思考力、集中力が必要。
頭が良くなるおもちゃ④パズル
続いて、頭がよくなるおもちゃはパズル。
思考能力、カタチの違いを認識する力、最後まで完成させる忍耐力などが養えます。
年少さん頃からピースが少ないジグソーパズルができます。
普段はキャラクターおもちゃを推奨してませんが、ジグソーパズルだけは子どもの好きなキャラクターでもあり!
「キャラクターを完成させたい」とやる気にもなります。
1歳2歳3歳は指でつまむ部分のあるピックアップパズルがいいでしょう。
指先の器用さに発展するには、しっかりと指先でつまむ動作ができるようにしたいですね。
頭が良くなるおもちゃ⑤おままごとセット
おままごとセットも立派な頭が良くなるおもちゃ!
想像力をおおいに働かせて、自分自身をママ、ぬいぐるみを赤ちゃんなどにしたり、ドングリやおはじきなどをご飯や果物に見立てたりしています。
子どもは日常生活での場面を記憶して、おままごとで再現。
料理を作って「はい、どうぞ」「いただきます」などのやりとりも、コミュニケーション能力を養っています。
おままごとは、アドリブの連続。
瞬時にその場の状況を読み取り、対応するって大人でも難しいですよね。
おままごとキッチンは子どもが使いやすいサイズで、棚も見通しがいいものがおすすめ。
100均にも木製の食材おもちゃがありますが、サイズや質は知育玩具メーカーがピカイチですね。
頭が良くなるおもちゃ⑥ボードゲーム
ボードゲームは論理的思考力や観察力、直観や社交性など頭が良くなる要素を楽しく遊びながら鍛えることが可能。
ほとんどが頭を使って勝つための戦略を考えないと勝てません。
そしてボードゲームの良いところは、人と対面でコミュニケーションをとりながらプレイするところです。
初めてのボードゲームには、協力してプレイする果樹園ゲームはおすすめ。
陣地取りゲームのブロックスは、先を読む力が鍛えられますね。
頭が良くなるボードゲームと言えば、将棋!
先を読む能力や集中力を鍛えるほか、「お願いします」「ありがとうございました」など礼儀も身につきます。
負けたら自分から「負けました」と宣言します。
自分の負けを認めるって、なかなかできないことですよね。
将棋は「小学生とか大きい子じゃないとできない」と思いがちですが、年少さんくらいからできますよ。
わが家の長男(7歳)もルールがわかる年少さんの時から遊びました。
最初は、駒の動きがわる矢印がついてるものがおすすめ。
パッケージに頭がよくなるゲームと書いてあるほど、アルゴは良く頭を使わないと勝てません。
お金の計算や社会が学べる戦略ゲーム街コロ。
日本産ですが、世界でも認知されているボードゲームです。
- ドイツ年間ゲーム大賞2015にノミネート
- フランス年間ゲーム大賞2015にノミネート
頭が良くなるおもちゃはサブスク利用が便利!
頭が良くなるおもちゃは、わかったけど全部買うのは大変…。
もし、買ったけど子どもの興味がなければ、おもちゃが無駄になってしまいますよね。
そこで、便利なのがおもちゃのサブスクリプション!
子どもの脳を刺激する知育玩具が5個~6個レンタルできるから、もし子どもが興味持たなかったり遊ばなくても返却や交換すれば、おもちゃ選びの失敗が最小限に抑えられます。
先ほど頭が良くなるおもちゃおすすめで紹介したおもちゃのほとんどが、おもちゃのサブスクでレンタル可能!
おすすめで紹介したボーネルンドがレンタルできるサブスクやキュボロがレンタルできるサブスクもあります。
いろんな種類の知育玩具で遊べるのも新しい発見がありますよ。
わが子の興味や年齢発達に適した知育玩具をプロが選んでくれるから、おもちゃ選びの手間も省けますね。
わが家にピッタリなおもちゃのサブスクはどこを選べばいいのかについては、以下の記事で網羅的に紹介しているので参考にしてくださいね。
頭が良くなるおもちゃ注意点
「頭が良くなるおもちゃがあればOK」ではありません。
親子の関わり方が一番大事!
とくに、以下3つに気をつけてくださいね。
- 遊びを強要しない
- 集中していたら邪魔しない
- ほったらかしにしない
①遊びを強要しない
子どもにとっておもちゃは、遊びながら楽しく学べるのが良いところ。
頭が良くなるおもちゃで遊んでほしいからといって、無理に強要するのは避けましょう。
「やらされている」と感じると、大人もやりたくなくなりますよね。
子どもが「頭を使うことはおもしろい、楽しい」と感じることが重要です。
②集中していたら邪魔しない
子どもがおもちゃに集中している時は、邪魔をせず見守りましょう。
集中力は、スマホの通知音などでも簡単に途切れてしまいますよ。
とはいえ、子どもの集中力は一般的に「年齢×1分」と言われています。
中学生くらいでもしっかり集中できて15分。
短い集中時間だからこそ、余計な声かけなどせず見守ってくださいね。
集中力は、今後の学校生活や受験、仕事などに生かされてきますよ。
③ほったらかしにしない
おもちゃを与えたら放置せず、子どもと一緒に遊ぶ時間を作りましょう。
ただし、大人が「こうやって作るともっと良くなるよ」と指示を出してしまうと、子どもの創造力や思考力が制限されてしまいます。
子どもの意思を尊重してくださいね。
もし、子どもが「できない」とイライラする時には、そっとヒントをそばに置いてあげたり必要なサポートをすることで、問題解決に取り組めます。
「できた!楽しい!」をたくさん経験させてあげましょう。
親子で遊ぶことによりコミュニケーション能力も育みますよ。
まとめ|頭が良くなるおもちゃで地頭を育てよう
今回の記事では、頭が良くなるおもちゃについて選び方や注意点、おすすめを紹介しました。
一朝一夕で頭は良くなりません。
毎日の積み重ねが大事です。
最後に、あなたの愛情とサポートが子どもの地頭の成長を後押しします。
ぜひ、親子一緒におもちゃで遊びながら楽しんでくださいね。
おもちゃ選びや買って失敗を避けたい方は、以下の記事を参考におもちゃのサブスクを試してみましょう。