- おもちゃを減らしたいけど、おもちゃが少ないとかわいそう?
- おもちゃが少ない家の子ってかわいそうかな?
家におもちゃが少ないことで、子どもがかわいそうな思いをしたらイヤですよね。
でも、「おもちゃが少ないのはかわいそう」と感じるのは人それぞれ。
おもちゃが少ない家庭の子どもだからといって、「子どもがかわいそう」にはなりません。
この記事ではSNSや口コミサイトなどの反応と、おもちゃが少ない家庭のメリット・デメリットを紹介します。
ぜひ「おもちゃが少ないと子どもがかわいそうな思いをするの?」というモヤモヤをスッキリさせましょう。
おもちゃが少ない家庭の子どもはかわいそう?
SNSではこう言った意見が見うけられました。
上記のほかに「おもちゃをあまり買ってあげられなくて、かわいそうな思いをさせている」という親目線の意見が少数ありました。
おもちゃが少ない家庭のメリット4つ
それでは、おもちゃが少ない家庭のメリットは以下4つです。
- ①集中して遊べる
- ②想像力が養われる
- ③片付けが簡単
- ④おもちゃを大切にする
①集中して遊べる
おもちゃが少ないと集中して遊べます。
なぜなら、アメリカのトレド大学の研究でおもちゃが少ない部屋の子どもの方が集中して遊んだという結果がありました。
おもちゃが少なくても子どもは集中して遊べるなら、とても良いことですよね。
詳しくはおもちゃを与えすぎると悪影響?2つの理由と悪影響にしないための方法を紹介!の記事を参考にしてみてくださいね。
②想像力が養われる
おもちゃが少ないと想像力が養われます。
先ほどのトレド大学の研究でおもちゃが少ない部屋の子どもは、想像力を働かせた遊び方をしたという結果も出ています。
少ないおもちゃでどう遊ぶか工夫することで、想像力が自然と養われるから良いですね。
③片付けが簡単
おもちゃが少ないから片付けが簡単です。
日々忙しい家事に育児にお仕事。おもちゃの片付けが簡単だと早く終わった分ゆっくりできますよね。
子どもも簡単に片付けできるから、なかなかおもちゃが片付かないでイライラすることも減ります。
おもちゃが少ないからリビングもすっきりキレイ。
④おもちゃを大切にする
少ないおもちゃだから大切にします。
賛否両論ありますが、「これしかない。ほいほい買ってもらえない。」だから壊れたり無くしたりしないよう大切にする傾向があるようです。
わたしも小さい頃おもちゃが少ない家庭だったので、プレゼントでもらったジェニーちゃん人形をとても大切にしていました。
おもちゃが少ない家庭のデメリット4つ
それではおもちゃが少ない家庭のデメリット4つを紹介します。
- ①周囲にお金がないと思われる
- ②子どもがおもちゃのたくさんあるお家に行きたがる
- ③子どもがおもちゃに執着する
- ④友達の輪に入れない
SNSや口コミサイト、周囲の話やわたしの体験談も踏まえています。
①周囲にお金がないと思われる
おもちゃが少ない家庭は、周囲に「お金がない」「ケチ」などとマイナスイメージを持たれてしまうかもしれません。
SNSにもおもちゃが少ない=お金ないと思うという口コミがありました。
親は周りにどう思われてもいいって割り切れるかもしれません。
ですが、子ども同士で「お前の家、貧乏なの?」と悪気なく言われたらどうでしょう。気にする子もいますよね。
万が一、いじめに発展するかもしれません。
対策としては、子どもが気にしていたら話し合いましょう。
わたしも小学生の頃、「なんでおもちゃ持っていないの?」言われた経験があります。でも気にしないタイプだったので、普通に友達と遊んでいました。
②子どもがおもちゃのたくさんあるお家に行きたがる
子どもはおもちゃが大好き。一度おもちゃのたくさんあるお家で遊ぶとまた行きたがります。
そして、おもちゃがたくさんあるお家に行きたがった末、相手に迷惑をかけたり子どもをなだめるのが大変だという声がありました。
家庭の方針でおもちゃは少ない派です。
お友達の家がおもちゃがたくさんあるから、毎回その子の家に行きたがってしまいます。
ママ同士が仲良くても、さすがに気まずい…。
子どもがおもちゃ目当てなのがバレバレなのも恥ずかしい。
わたしも娘が2歳頃に経験あります。
狭いアパート暮らしでおもちゃもなにがいいのかわからなくて、家には少量のおもちゃしかありませんでした。
たまたま近所で仲良くなったママ友さんのお家におもちゃがたくさんあって、娘はしょっちゅうそのお家に入りたがる始末。
「いつでもおいで」って言ってくれましたが、言葉通りにいつでも行けるわけない。
いやいや期の娘を止めるのが大変でした。
それでは、おもちゃがたくさんあるお家に行きたがる場合の対策をしましょう。
社会を学ぶいい機会。子どもに我慢することを教えてください。
とはいえ、おもちゃがたくさんあるお家に行きたがる子どもをなだめるのは大変ですよね。
気分を変えるためにも公共施設の利用もありですよ。
市のプレイルームなどには、おもちゃがたくさんあります。
子どもが満足するまで遊ばせてあげましょう。
各自治体のHPなどでチェックして見てくださいね。
③子どもがおもちゃに執着する
必ずしも執着するわけではありません。そうなる可能性もあります。
子どもがお友達のおもちゃに執着してトラブルになったという声がありました。
わが家は、おもちゃ少ない派。
お友達が新しく買ったおもちゃを持って遊びにきた時、うちの子がお友達のおもちゃに執着しちゃって大ケンカ。
あいだに入って止めましたが、おもちゃ持参しないでなんて言えないし、子どもはおもちゃ持って歩きたい年頃だし。
一緒に遊ぼうと持ってきてくれたのに、なんだか申し訳ないです。
わたしにも経験があります。
わたしが子どもの頃、友達が持ってきたゲームに執着しちゃって「違う遊びしよう」って言われても「やだ!」と友達そっちのけで遊んでしまいました。
結局、その友達はいつの間にか帰ってしまい、友達関係が悪くなった記憶があります。
おもちゃに執着するときの対策は以下。
小さな社会を学ぶいい機会だと思って、おもちゃのやりとりや我慢を学ばせましょう。
ですが、3歳以下だとまだ友達との「貸して~」「どうぞ」のやりとりが難しいです。
親のフォローが必要。
とはいえ、友達のおもちゃを取り合ったり返せないトラブルは親も疲れてしまいますよね。
お家ではなく公園や市のプレイルームなどの公共施設を利用しましょう。
公共施設のおもちゃはみんなが自由に使えるおもちゃ。
子どもが遊んでいるおもちゃを友達が「貸して」ときたら、「いま遊んでいるからごめんね。終わったら貸すね」とひと声かけてあげるといいですよ。
④友達の輪に入れない
子どもが小学生くらいになると出てくるトラブル。
友達は持っているおもちゃを自分が持っていない場合、友達同士の会話に入れない事もあります。
SNSでもおもちゃを持っていないことで友達の輪に入れないトラブルの声がありました。
やっぱ子供の頃からの経験として、将来子供できた時に流行のおもちゃとかは躊躇わず買うべきだな〜
— そーりゅー。 (@bbb_yoakemae) June 5, 2020
周りが持ってる中自分無いのほんと辛い
悪意のない仲間はずれになっちゃうしめちゃくちゃコンプレックス抱えるよ
そして似たような現状に大人になっても直面してるよ〜
おもちゃの有無で友達の輪に入れない場合はどうしたらいいのか。悩みますよね。
しっかりと子どもの気持ちを聞いてあげましょう。
そこでおもちゃを買う買わないは家庭の方針にもよりますが、親子でトラブルを乗り越える解決方法を見出していけるといいですね。
ちなみに、わたしはあまり気にしない子どもだったので、おもちゃがなくても一緒に遊んだりほかの子と遊んだりしてました。
SNSで子ども向け番組のダンスを覚えれば、おもちゃがない子どもでも友達の輪に入れる説を見つけました。
おもちゃがなくても輪に入るスキルを子どもの頃から身に着けられたら、大人になったときも困らなさそうですね。
おもちゃのサブスクを検討するのもあり!
- おもちゃを増やしたくないけど、いろんなおもちゃを経験させたい。
- たくさんおもちゃを買ってあげたいけど、買えない。
おもちゃのサブスクを検討するのもありです。
おもちゃのサブスクは1日コーヒー1杯くらいの金額で、わが子にピッタリな知育おもちゃが5、6個レンタルできるサービス。
しかも2か月に1度おもちゃが交換できるから、少ないおもちゃでもいろんなおもちゃが遊べます。
まとめ|おもちゃが少なくても大丈夫!家庭の方針に合わせよう
おもちゃが少なくてかわいそうかは価値観の違いから出てくるもの。
「よそはよそ、うちはうち」を学ぶいい機会だと思って、ご家庭の方針を話してあげてもいいですね。
それに案外、親がおもちゃ少ないと思っていても子どもは満足しているかもしれません。
おもちゃも量より質だったり親子の関わり方が大事になりますよ。
最後までお読みいただきありがとうございました。